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スティーヴ・ヴァイ 2013〜2014年『THE STORY OF LIGHT』来日機材特集

Steve Vai The Story Of Light Backdrop

昨年夏、今年7月と2年連続で『THE STORY OF LIGHT』(’12年)に伴うワールド・ツアーで来日公演を行なったスティーヴ・ヴァイ。このページでは、今年7月のライヴ会場のステージ上で行なわれたスティーヴ使用機材の撮影風景を動画で公開。また、詳しい写真は発売中の2014年9月号にて特集を掲載している。

そしてこのページでは、前回の2013年時に撮影されたが本誌には掲載されていなかったバンド・メンバー…デイヴ・ウェイナー(g)、フィリップ・バイノ(b)、ドラムのジェレミー・コルソン(dr)の機材も合わせて紹介しよう。同一ツアーのため、今回も全体的にほぼ同じ機材を使っていたようなので、ぜひ参考にしていただきたい。

スティーヴ・ヴァイ使用機材 2014年7月7日撮影

スティーヴ・ヴァイ Ibanez JEM7V EVO 2013年8月1日撮影

上の動画でみられるのは最新の状態だが、こちらは2013年ヴァージョンのEVO。ネックのスペックやコントロール部の違いなどを見比べることができる。

スティーヴ・ヴァイ The Ultra Zone Suit 2013年8月1日撮影

「The Ultra Zone」(’99年『ULTRA ZONE』収録)をプレイする時に装着するLED電飾付き衣装、The Ultra Zone Suit。ギター・テクのトーマス・ノーデックの考案によるもので、ステージ袖からトーマスがライティングの操作を行なう。ここでも、トーマス自らスーツの操作方法を見せてくれた。

デイヴ・ウェイナー使用機材 2013年8月1日撮影

PRS Custom 24
デイヴがメインで使用しているPRSのカスタム・モデルで、シースルーの赤と黄色のフィニッシュが目を惹く7弦ギター。トラスロッド・カヴァーには“Dave Weiner”の文字が入れられ、ヘッド裏には「Custom Built For Dave Weiner」と書かれてあり、ポール・リード・スミス氏のサインとおぼしき文字も見える。ピックアップはダイレクト・マウントだ。ボディー裏のスプリングはボディー材との間に詰め物が入っており、これは共振を抑えるためだと思われる。


 
PRS Custom 24
こちらもCustom 24で、スペックはストックのままのようだ。ボディー側面に貼られたラベルによると、チューニングは[C-G-C-E-A-D]となっている。

 
PRS Acoustic Guitars
PRS製のアコが2本用意されており、左の方はSE Angelusで、アコースティック・セットで使われた。もう1本はRobsonハンドメイド・ペグを採用したAngelus Cutawayだと思われ、用途は不明だが予備ではないだろうか。

 
Jerry Jones Master Sitar
こちらもアコースティック・セットの際に弾いていた、ジェリー・ジョーンズ製のエレクトリック・シタール。チューニングは[E-D-C#-B-A-G-F#-E-D-C#]と書かれている。


 
アンプ
アンプはフリードマンBE-100をメインに、PRSギターズの50Wアンプ2 Channel H Ampを使用。キャビネットはどちらもPRSのArchonで、4×12を1台ずつ接続。ヘッドの上に載っているのはLine 6のワイアレス、G90だ。

 
ペダルボード
デイヴの足下。右上から反時計回りにTCエレクトロニックPolytune、ピーターソンStomp Classic、ワンプラーEGO Compressor、ピーターソンStomp Classic、エキゾティックのコンプレッサーSP Compressor、同じくエキゾティックのBB Preamp、RC Booster、MXRのフェイザーEVH Phase 90、TCエレクトロニックのリヴァーブHall Of Fame、イーヴンタイドの空間系H9、TCエレクトロニックFlashback Delay、ローランドのエクスプレッション・ペダルEV-5、ミッション・エンジニアリングのワウRewah Pro、アーニーボールのヴォリューム・ペダルVP Junior。左下のスイッチャーはワン・コントロール製Crocodile Tail Loopだ。
2台あるピーターソンのチューナーで左側の方には”Aco”と書かれたラベルがあり、おそらく右隣のコンプレッサーと合わせてアコースティック用のセッティングとなっているようだ。
Dave Weiner Pedalboard

 

ドラム&ベース 2013年8月1日撮影

卓越したテクニックで魅せるドラムのジェレミー・コルソンは、ガイコツなどでにぎやかにデコレートされた携帯用ドラム・キットを装着したパフォーマンスも行ない、ヴァイのショウに欠かせないエンターテインメントの要素を高めていた。また、ベースのフィリップ・バイノは写真右にあるミュージックマンの6弦ベースBongo 6をメインに構え、アギラー製のベース・アンプと共に心地好いグルーヴを生み出した(サブはヤマハTRB 6II)。ヘッドの上に載せてあるカラのウクレレ・ベースもフィリップの定番楽器となっており、アコースティック・セットで活躍。