ヴィニー・ムーアの最新使用機材を公開!

ヴィニー・ムーアの最新使用機材を公開!

去る10月、ソロ名義としては実に6年ぶりとなるアルバム『AERIAL VISIONS』をリリースしたヴィニー・ムーア。従来のアルバム以上に幅広く、ヴィニー自身の持つ音楽的素養をカラフルに反映させた本作は、彼ならではのグルーヴとテクニックが融合した楽曲を楽しめる1枚だ。

ヤング・ギター12月号ではこのアルバムに関するヴィニーのインタビューを掲載しているのだが、その取材後、彼が編集部に機材の写真をたっぷり送ってきてくれた。到底誌面上だけではフォローできない量だったので、今回はウェブ上で特別公開させていただく。ここにあるすべてが『AERIAL VISIONS』で使われたものではないのだが、ヴィニーの嗜好が透けて見えるコレクションの数々を見ながら新作を聴き、本誌インタビュー記事を読んでいただければ、アルバムをより深く楽しめるのではないだろうか。
 

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ヴィニーのメイン・ギターであるディーン製シグネチュア・モデル“Vinman 2000”。キルテッド・メイプルの木目が非常に美しい逸品だ。フロイドローズ・トレモロを搭載している。


ボディーにオイル・フィニッシュが施された“Vinman 2000”。トレモロ・ユニットはウィルキンソン製だ。


通常の“Vinman 2000”は25 1/2というスケール長を採用しているが、このモデルは24 3/4と短め。フィックスド・ブリッジが載せられたプロトタイプだ。


ヴィニーはサンバースト・フィニッシュの“Vinman 2000”を数本所有。これはその中の1本とのことだ。ヴィニーはこのモデルのみ裏面の写真を送ってくれたのだが、バックのキャビティ内を見ると“Tremol-No”(トレモロ・ユニットを瞬時にフィックスド状態に固定できる)を装備しているようだ。


[シングルコイル・サイズのハムバッカー×2(フロント&センター)+リアのハムバッカー]というピックアップ・レイアウトが基本であるヴィニーのギターだが、このモデルは2ハム仕様になっている。


ディーン製のカスタムSTシェイプ。


こちらもディーン製カスタムSTシェイプ。「ブライアン・メイ風」とヴィニーが説明するように、各ピックアップのオン/オフ・スイッチとフェイズ切り替えスイッチを搭載した変わり種だ。

 
以上のディーン製ギターは、ピックアップのその都度交換しながらサウンドを試し、レコーディングで使い分けたらしい。
 


ワッシュバーン製のアコースティック・ギター。高音弦側は24fまであり、ネック・ジョイント部分は“Stephen’s Extended Cutaway”(ヌーノ・ベッテンコートのモデルでもおなじみだろう)を採用し、ハイ・フレットも弾きやすくなっている。ヴィニーは’89年からこのギターを使っているそうだ。


ヘイマー製のセミアコ・ギター“EchoTone”。


‘93年にフェンダーに製作してもらったというカスタム・ストラトキャスター。一般的なストラトに比べるとボディーがやや小さめに作られている。22f仕様で1ヴォリューム/1トーン。


フェンダー・プレシジョン・ベース。数名のベーシストが参加した『AERIAL VISIONS』では「La Grange」「The Dark Dream」「Looking Back」でヴィニー自身がベースを弾いたのだが、そこで本機を使ったとのこと。


ラック内にはマーシャル、ピーヴィー、レイニー、エングルのアンプが収められている。その下には大量のエフェクト・ペダルが…。


‘80年製のマーシャル“Master Model”(100W)。『AERIAL VISIONS』の大半のギターはこのアンプで録音されている。


レコーディングやツアーに多用するマーシャル“JCM2000 DSL”。


マーシャルとエングルのキャビネットが2段積みされており、後者の方をマイキングした様子が分かる。


ヴィニーお手製の木製ラックにマウントされた機材。上からETA“PD8L”(パワー・ディストリビューター)、デイキング“52270”(マイク・プリ・アンプ/イコライザー)、ART“Pro Vla”(コンプレッサー/最新作ではアコースティック・ギターに使用)、ピーヴィー“AMR PMA 200”(パワー・アンプ)、ラックライダー“RR-15”(パワー・コンディショナー&ライト・モジュール)


ラック・タイプ・チューナーのコルグ“DTR-2”と、MOTU“2408 mk3”(オーディオ・インターフェイス)。


ミックス時の作業場。テーブルやラックはやはりヴィニーの自作。