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何となく速弾きを求められているなぁっ…ていう雰囲気を感じるんです(笑)(歌波)

kanami-2016
遠乃歌波

YG:ギターの面ではどうですか?
ミク:「YURAGU」は現在絶賛練習中で、まだお給仕(註:ライヴのこと)で披露できていないんです。でも練習を重ねていって慣れてきたら、お給仕でも披露していきたいなって思ってます!

YG:次の「FREEDOM」はとても勢いのある曲で、歌詞も含めてパンキッシュなテイストも感じました。
ミク:これは私が歌詞を1人で書かせていただいた初めての曲なんですけど、その歌詞しかり、ヴォーカルの雰囲気しかり、演奏のノリしかり…勢いのあるものにしたかったんです。ギターのバッキングも比較的シンプルで、歌いながら感情をそのままギターにぶつけて弾く感じですね。

YG:7曲目の「Before Yesterday」はミッド・テンポで、哀愁のある曲調は今までになかったタイプですね。
ミク:1曲ぐらいはこういう落ち着いた雰囲気というか…、BAND-MAID流のバラードみたいな曲を入れたいねとみんなで話していたんです。それが今回、この曲で実現できました。
歌波:元々はもっと速いテンポだったんですけど、遅くした方がいいかも…ってことで変えてみたんです。その結果、バッチリでしたね。

YG:ギター・ソロはメロディアスで、なおかつとてもエモーショナルですね。
歌波:ありがとうございます!(笑) あのメロディー・ラインは歌って考えたんですけど、実はあそこで初めてファズを使っているんです。今までファズってちょっと苦手だったんですけど、レコーディング・エンジニアさんに「これ試してみたら?」と勧められたので使ってみたら…「メッチャいい!」って。思いがけずファズの魅力にハマったソロになりましたね(笑)。

YG:そして最後の「alone」、これは作詞・作曲すべてがバンドの手によるものですが、どういった経緯で生まれた曲ですか?
ミク:この曲も、私たちがずっとこういう雰囲気の曲をやりたいって思っていたものなんです。それでバンドみんなでアイデアを出して、それを元に歌波がコード進行やメロディーを作ってくれました。
歌波:まずは私がラフなデモを作ったんですけど、最終的な曲の構成とか細かいところはみんなでスタジオに集まった時に考えて行きました。各楽器パートに関しても、フレーズとかはそれぞれのメンバーにお任せでしたね。

YG:この曲のギター・ソロは、起承転結のある構成をスピーディーでテクニカルなプレイで展開していくのがとてもスリリングでした。
歌波:最近、私に対しては何となく速弾きを求められているなぁっ…ていう雰囲気を感じるんです(笑)。それに、自分でも1つ上のレベルのものを弾きたいと思っていたので、構成もしっかり考えて、それを速く弾けるようにスウィープなどのテクニックも入れて組み立てていきました。実はそうやってソロを考えていた時、バッキングのテンポをちょっと落とした状態で弾いていたんですよ。それを元のテンポに戻すと当然速くなるんですけど、そのテンポでも弾けるようになったら自分も成長できる…と思って頑張りました!
ミク:この曲のリハーサルだったりレコーディングの期間中、歌波はずっとテンパってたよね(笑)。でも、結果的にはとても良いプレイになってて、私は今回の新作の中でこのギター・ソロが一番好き!

YG:全8曲の紹介、ありがとうございました。今回メジャー・デビュー作となるミニ・アルバム『Brand New MAID』をリリースしたわけですが、それを踏まえてさらに今後、BAND-MAIDとして、そしてギタリストとしてどうなっていきたいですか?
ミク:新作にはバンドだけで制作した「alone」を収録することができたので、次回作ではもっともっと自分達のクレジットを載せたいっていう気持ちがあります!
歌波:うん、載せたい!! だから、これからもBAND-MAIDの曲をどんどん書いていこうと思います。もちろんギターを弾くのも大好きなので、プレイヤーとしてももっと技術を高めていきたいです!
ミク:私も今ギターが凄く楽しくて、もっと楽しくなれるようにもっともっと技術を磨いていきたいですね! そしてBAND-MAIDとしてはやっぱり“世界征服”という目標があるので(笑)、その実現に向けて着々と進んでいけたらいいなと思っています!!

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