CIRCLE OF KNIVES/SERPENTINE

CIRCLE OF KNIVES/SERPENTINE
アーティスト名SERPENTINE
サーペンタイン
アルバム名 CIRCLE OF KNIVES
サークル・オヴ・ナイヴス

CD | マーキー・インコーポレイティド/アヴァロン | 5月20日発売

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イギリスで’07年に結成された5人組による、約4年ぶりとなる3枚目のアルバム。メロディアス・ハード・ロックの理想型とも言えるマテリアルを紡ぎ出してきたバンドだが、本作は大いなる進化が刻まれた印象だ。まずは新たに迎えられたアダム・ペインなるシンガーの存在。前2作に参加していたトニー・ミルズ(元SHY)とは趣が異なるものの、味のある歌唱で魅了する。そしてさらなる注目は、テンのフロントマンであるゲイリー・ヒューズがプロデュースを手掛け、作曲にも関わっていることだろう。ギターを始めとするサウンドに重厚さが増し、楽曲そのもののドラマ性も高まった。期待通りの好作品。
(土屋京輔)