ENSLAVED/SOULFLY

ENSLAVED/SOULFLY
アーティスト名SOULFLY
ソウルフライ
アルバム名 ENSLAVED
エンスレイヴド

CD | ワーナーミュージック・ジャパン | 3月7日発売

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マックス・カヴァレラ(vo, g)が、セパルトゥラの『ROOTS』(’96年)直後に着想を得た“奴隷”がテーマの8作目。対訳を読まねば何とも言えないが、ポルトガル領時代のブラジルでの、先住民奴隷らに関してか…。トニー・カンポス(b/元STATIC-X)を迎えてリズム隊が刷新されているが、重いテーマと新しい血の混入が化学反応を起こしたのか、異様な緊迫感に満ち、全編がスラッシュを通り越してデス・メタル並にブルータル。主題に合致するドゥーミーなリフや鎖の擦れ合うSE、マーク・リゾ(g)の刺々しいリードや悲壮なアルペジオなどが追い打ちをかけるが、マックス渾身の一撃の重さは尋常ではない。
(菅原健太)