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HYDROGRAD/STONE SOUR

ハイドログラッド/ストーン・サワー

アーティスト名 STONE SOUR
ストーン・サワー
アルバム名 HYDROGRAD
ハイドログラッド


CD | ワーナーミュージック・ジャパン | 2017年6月30日発売

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『HOUSE OF GOLD & BONES』二部作(PART 1が’12年、PART 2が’13年発表)以来となる、ストーン・サワーのフル・アルバムが解禁となった。前作以降、ジム・ルート(g)の脱退劇が’14年にあり、’15年には彼の代役を務めていたクリスチャン・マルトゥッチが正式に加入。同年には新編成で2枚のカヴァーEPを制作している。
そして今回のニュー・アルバムに至ったわけだが、果たしてその内容は、激しい攻撃性や繊細な美旋律、ダークな世界観など彼らが持つ多くの要素が存分に発揮された彩り豊かなサウンドとなっている。中でも印象的なのがポップな側面で、特に前半では「Taipei Person / Allah Tea」や「Song #3」でコリィ・テイラー(vo)の唄うサビのメロディーがキャッチー極まりない。一方で、彼らの音楽の骨子である“漢の、漢による、漢のための”熱きメタル・サウンドも健在で、ライヴで無数の拳が振り上げられるであろう「Fabuless」などアグレッシヴなナンバーも充実。また、ジョッシュ・ランド(g)とクリスチャンのどちらによるプレイなのか定かでないが、今作もしっかりとギター・ソロが随所でフィーチュアされている点もファンには嬉しいポイントだろう。ワウを使った王道の泣きや緊張感溢れる音使いのシュレッドなど、熱量の高いプレイを聴かせている。ヴァン・ヘイレンの名曲を彼ら流に再現した「Unchained」も要チェック!
(勝又龍介)