NAMM2017 YGレポート

NAMM2017 1日目:アンプ

NAMM2017 1日目:アンプ

BOSS BOSS

BOSSブランドから、アコースティック・ギター&ヴォーカル用アンプが発表。120W出力の“Acoustic Singer Pro”と60W出力の“Acoustic Singer Live”の2種類で展開され、ピックアップを搭載したアコースティック・ギター用とヴォーカル・マイク用の独立2チャンネル仕様。ギターを迫力あるサウンドで再生するため、ウーファーとツイーターの2ウェイ・カスタム・スピーカーによるバイアンプ方式を採用している。ギターの演奏に応じてヴォーカルにハーモニー・パートを自動で作り出す機能やルーパーなど、弾き語りプラスαの魅力が詰まったアンプだ。

公式ウェブ:BOSS

EVH EVH

EVHの小型真空管アンプ・ヘッドにアップデート・ヴァージョンが登場! “5150III 15W LBXII Head”はグリーン(クリーン)とブルー(クランチ)の2チャンネル仕様になっており、15W出力でアリーナ・クラスのサウンドを創出してくれる。カラーリングも若干変更に。

公式ウェブ:EVH

Fender フェンダー

フェンダーではカスタム・ショップ製のアンプも登場。こちらの“Old Ironside Champ”は、1800年代に活躍した“オールド・アイアンサイズ”の愛称で知られる艦船、コンスティチューション号を造った際に使用されたオーク材を使用して作られた1点ものだ。ハンドル部は船を係留するロープなどを思い起こさせるものになっていたりと、ユニークなルックスが特徴。他にアコースティック・ギター用アンプ“Acoustic SFX”も展示されていた。

公式ウェブ:Fender

Hughes & Kettner ヒュース・アンド・ケトナー

ヒュース・アンド・ケトナーでは、フル・プログラマブルな出力40Wのオール真空管アンプ“GrandMeister Deluxe 40”がフィーチュアされていた。128種類の設定を保存でき、DAWや大音量を鳴らせない環境でのレコーディングなどにも最適化されたアウトプットを搭載。Clean、Crunch、Lead、Ultraの4チャンネル仕様だ。

公式ウェブ:パール楽器製造

Line 6 Line 6

Line 6の次世代アンプ“Spider”シリーズの240Wモデルに、ヘッド&キャビネットがラインナップ。ヘッド “Spider V 240HC” にはスピーカーが搭載されており、4インチ小型スピーカー2基、ツイーター2基によるフルレンジ・サウンドでキャビネットがなくてもギターの練習が可能なほか、音楽再生にも適している。ワイアレス・トランスミッター”Relay”シリーズにも対応。今年4月発売予定だ。

公式ウェブ:Line 6

Peavey ピーヴィー

ピーヴィーから、ミーシャ・マンソーのシグネチュア・アンプ“Invective.120”が発表! Clean、Lead、Crunchの3チャンネル仕様でパワー管に“JJ6L6GC”を4本使用している。出力は120Wで、ステレオとモノラルを選択可能。2×12″のマッチング・キャビネットと合わせて、タイトなディストーション・サウンドを生み出しそうだ。

公式ウェブ:Peavey

PRS Guitars PRSギターズ

PRSギターズのアンプ新製品として、まずはジョン・メイヤーのシグネチュア・アンプ“J-MOD 100”が登場。ジョンとポール・リード・スミスとの密なやり取りによる開発の末に完成した、レスポンスの良さや抜群の音質を誇るシングル・チャンネルのアンプだ。

真空管アンプ“Sonzera”シリーズは、20Wコンボと50Wコンボまたはヘッド&キャビネットの2モデルで展開。’60〜’70年代を彷彿させる温かみと立体感のあるサウンドが特徴のクリーンと、軽いドライヴからヘヴィなディストーションまで低域をタイトでクリアに鳴らしてくれるリードの2チャンネル仕様となっている。

公式ウェブ:PRS Guitars

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