毎月10日発売。月刊ギター専門誌ヤング・ギターの公式ウェブサイト。

ギターなるほどQ&A

質問する
進路・音楽活動

プロのセッション・ギタリストになるには何に時間を割く?

僕はプロのセッション・ギタリストになりたいのですが、演奏に関してハード・ロック系は得意ですがフュージョン系は修行中です。プロのミュージシャンになるには、何でも万能に出来なければ仕事は来ないのでしょうか。もしくは自分の得意分野を集中的に磨いた方が良いでしょうか。

日々練習する中で今後何に時間を割くべきか考えることがあるので、助言いただけると嬉しいです!

(Go-ban/20代/男性)

「歌もの」をたくさんコピーして下さい

セッション・ギタリストになりたい…とのことなので、まずはセッション・ギタリストの仕事について。

バンド・ギタリストがスペシャリストだとすれば、セッション・ギタリストというのはゼネラリスト。つまりどんなスタイルの演奏もこなせることが必要です。仕事として依頼の来るジャンルは様々で、ロック、ポップスはもちろん、フォーク・ソングやジャズ、ブルースにいたるまで、歌もの、インスト問わずあらゆる楽曲のギター・パートが演奏できなければなりません。

ご質問の…今後何に時間を割くべきか…ですが、簡単に言うと「あらゆる音楽を聴き、そしてあらゆる音楽のギターをコピーをする」ことですね。これ以外に方法はありません。現在修行中?のフュージョン・スタイルも大切ですが、基本的には「歌もの」をたくさんコピーして下さい。

中でも特に、バッキングには時間を掛けて下さい。歌もののバッキングって簡単そうに聞こえますが、セッション・ギタリストの実力を見極められる一番重要な部分です。カッティング、アルペジオ、歌を活かすオブリガートの妙…などなど、本当に奥深い知識とセンスが要求されます。ついでに言うと、エフェクターの知識も必須ですね。あと、読譜力も必須(笑)。

…とまあ、目指すとなればやるべきことは山積み(笑)。頑張って下さいね!

20160621-life