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ギターなるほどQ&A

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奏法・理論・作曲

トリルのスピードと音量が上がりません(動画・譜例あり)

トリルのスピードと音量が上がりません。
ひたすらトリルし続けているのですが全然上達しません。助けてください…

(しゅわるつぇねこ/10代/男性)

“トリル筋肉”を鍛えるしかありません!

トリルの速さや安定度が上がると、すべての左手のテクニックがスムーズになる相乗効果があります。ぜひ身に付けたいテクニックですね! ただ弦をさわったり離したりするのではなく、ハンマーのようにしっかりぶっ叩いて、しっかり引っかきましょう。そこで今回は2つのエクササイズ譜例を用意しています。動画と併せて参考にしてください。

Ex-1はゲイリー・ムーアが得意としていた、開放弦を使ったトリルです。 中指と薬指、両方できるように練習しましょう(人差し指でトリルをやることはあまりないと思われます)。 開放弦トリルはハンマリングの音量がキモです。しっかりぶっ叩きましょう!

それとミュートも大事! 隣の弦が鳴ったりしないように右手も使ってミュートしてあげると、キレイに鳴らせると思います。

Ex-2はランディ・ローズ風のコード・トーンを使ったトリルです。コード・トーンの半音下からトリルしてあげると、クラシカルな雰囲気が出せます。ここではDmのコード・トーンを使っていますね。 弦を移動しながらでも安定したトリルができるようなトリル力を身に付けましょう!

速さや持久力に関してはもう、ひたすらトリルをして“トリル筋肉”を鍛えるしかありません。 かといって、「よし! 今日は集中して3時間トリルを練習するぜ!」っていうのは体力的にも精神的にも辛いハズなので…(笑) TVや映画を観ながら等、生活しながら常にトリルをしている時間っていうのがあっていいんじゃないでしょうか?

実際、筆者の先輩ギタリストに話を聞くと、「高校生の頃は夕飯食べながらトリルしていたよ、お母さんに怒られながら」 とか 「左手でトリルしながら右手でカレーうどん食べれるようになった」等、ぶっとんだエピソードを聞くことは珍しくないです(笑)。

筆者もまだまだカレーうどんは怖いので(笑)一緒に練習しましょう!

Ex-1 開放弦を使ったトリル

(譜面はクリック or タップで拡大)

Ex-1 開放弦を使ったトリル

Ex-2 コード・トーンを使ったトリル

Ex-2 コード・トーンを使ったトリル