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セイモア・ダンカン・マニアック

セイモア・ダンカン社のスタッフの証言を素に、個性豊かなラインナップの数々を分析するコラム『セイモア・ダンカン・マニアック』をヤング・ギター本誌にて連載中。毎月紹介したピックアップのサウンド・サンプルがここで聴けます!

第24回:STK-S4 Classic Stack Plus、STK-9b Hot Stack Plus

STK-S4 Classic Stack Plus
STK-9b Hot Stack Plus

「ハム・ノイズが全くない純粋なシングルコイル・サウンド」を狙って制作されたのが、“Stack Plus”シリーズ。2つのコイルを縦に並べた構造ではあるが、下側のコイルはノイズをキャンセルする役割のみを担っている。
中でも最も基本的なモデルが“STK-S4 Classic Stack Plus”で、’50年代ストラトの現代ヴァージョンとでも言うべきサウンドを持つ。“STK-9b Hot Stack Plus”はシリーズ中でも一番高い出力を持ち、ブルースやクラシック・ロックはもちろん、カントリーやポップ系のギタリストにも好まれている。

※註:本誌2015年2月号の連載ページでは“STK-S6 Custom Stack Plus”と“STK-S7 Vintage Hot Stack Plus”も解説しているが、ここでは日本国内で正式に販売されている“STK-S4 Classic Stack Plus”と“STK-9b Hot Stack Plus”のみを紹介させていただいた。

サウンド・サンプル 試聴 STK-S4 Classic Stack Plus

サンプル音源 1:クリーン

(リア)0:00〜0:09
(リア+センター)0:10〜0:20
(センター)0:21〜0:33
(センター+フロント)0:34〜0:44
(フロント)0:45〜0:57

アンプのセッティング

サンプル音源 2:歪み

(リア)0:00〜0:13
(リア+センター)0:14〜0:26
(センター)0:27〜0:40
(センター+フロント)0:41〜0:55
(フロント)0:57〜1:11

アンプのセッティング

STK-S4 Classic Stack Plus 仕様


●ポジション:ネック(STK-S4n)、ミドル(STK-S4m)、ブリッジ(STK-S4b)●マグネット:アルニコV ●直流抵抗:9.62kΩ(STK-S4n&STK-S4m)、10.60kΩ(STK-S4b)●レゾナント・ピーク:5.70kHz(STK-S4n&STK-S4m)、5.20kHz(STK-S4b) ●トーン:ベース5、ミドル4、トレブル8●ケーブル:3コンダクター・ケーブル ●出力:普通 ●価格:¥20,000(税別)

サウンド・サンプル 試聴 STK-S9b Hot Stack Plus

サンプル音源 3:クリーン

(リア)0:00〜0:13
(リア+センター)0:14〜0:27

アンプのセッティング

サンプル音源 4:歪み

(リア)0:00〜0:17
(リア+センター)0:19〜0:35

アンプのセッティング

STK-S9b Hot Stack Plus 仕様


●ポジション:ブリッジのみ ●マグネット:アルニコV●直流抵抗:20.26kΩ ●レゾナント・ピーク:3.23kHz ●トーン:ベース5、ミドル7、トレブル4 ●ケーブル:3コンダクター・ケーブル ●出力:高い ●価格:¥20,000(税別)

セイモア・ダンカン公式サイト

日本語:ESP | Seymour Duncan
英語:Seymour Duncan

試奏者及びレコーディング環境について

藤岡幹大

幅広いプレイ・スタイルを持つ実力派天然系ギタリスト。音楽学校MI JAPANにて教鞭を振るう他、BABYMETALなどのサポートでも活躍中。著書『アドリブ・ギター虎の巻』シリーズは累計10万部超!

ギターはナビゲーターの“LP”シェイプおよび“ST”シェイプを使用。
ピックアップの交換作業は、ESPギタークラフト・アカデミーの林 宏樹先生が担当。ギターの調整は各ピックアップのキャラクターに合わせて、臨機応変に変えてもらった。

アンプはマーシャルJVM210H を使用。レコーディング時はスピーカー・キャビネットを使用せず、リア・パネルに搭載されているEMULATED LINE OUTの信号から、直接レコーダーに接続した。