開花宣言の制作ウラ話!
こんにちは、ギタリストの葉月です!
9月21日にNEMOPHILAの新曲「開花宣言」がデジタル・リリースされました! みなさん、もう聴いていただけましたか? 今回はクレジット表記にもある通り、すべてがメンバー・プロデュースの楽曲なんです! ジャケットのデザインも、実はメンバーが手書きしています! それぞれが習字で「開」「花」「宣」「言」の一文字ずつを書いて、PC上で組み合わせて完成! 誰がどの文字を書いたか分かるかなー?

「開花宣言」を初披露したのが今年5月6日に行なわれた日比谷野音での“やめられないとまらない、NEMOPHILA地獄の全曲ライブ”の時で、今回リリースされたものはまた違ったアレンジになっています! 全曲ライブのBlu-rayをお持ちの方はその違いなんかも楽しめると思うので、何度も聴いて何度も観てください!

そんなこともあり、「開花宣言」はイチから作り上げているな〜という意識が強かったですね。
「開花宣言」のギターにスポットを当てると、今回はリアンプ作業をひとりでせっせと頑張っていました! 今まではプロデューサーさんや先輩方からアドヴァイスをいただきながら、「あーでもない、こーでもない」と進めていたリアンプ作業ですが、改めて自分ひとりで向き合ってみると、何度もやっている作業なのに色々と考えることも多く、またひとつ大人になった気がします(笑)。

アンプは3台用意して、上から机の上に転がっていた(笑)メサ・ブギー“Mini Rectifier Twenty-Five”、エングル“Powerball II”、ディーゼル“Herbert MK3”の3台を用意! ギター・ソロにはレクチ、その他はディーゼルですべて完結! この子、優秀なアンプですわ!!!
キャビは普段使っているボグナーの“412”を使用しました。こうなると欲張りになってくるもので、次回に向けてマーシャルの“JVM”なども買ってしまおうかなーと思ったり…。いろんな種類のアンプが欲しーーー!!!

エフェクターにも新しい仲間が加わって、ORIGIN EFFECTSの“Halcyon Green Overdrive”と、いつもリアンプで大活躍なアイバニーズの“NU Tubescreamer”を使用。“Halcyon Green”はギター・エフェクターには珍しくドライ音のミックスができるので、7弦のアタック感を損なうことなくドライヴが足されとても重宝しました! 普段のボードにも組み込みたくなってきますねぇ〜…。気になる方は試してみてくださいね。
曲作りに関して少し語ると、自分にしては珍しくギター・ソロが瞬時に完成した曲でもあります。今までは100テイクくらい弾いても「このソロでいいのかな…」とか「もっと攻めなきゃ!」とクヨクヨ悩んでしまうことがあって、その時は指も心もボロボロだったり…。でも今回は、全体としても分かりやすいテーマがあったので、曲が今のギター・ソロを呼んでくれたのかなと思います。イメージすることはとっても重要ですねぇ。
そんなこんなで、「開花宣言」の制作ウラ話でございました! たくさん聴いてもらえたら嬉しいです。
ではまた次回のコラムでお会いしましょう〜。

INFO

葉月 公式インフォメーション
X:@mochimochimuuch
Instagram:@hazukimochi_gt
NEMOPHILA公式ウェブサイト:NEMOPHILA Official Website
KOIAI公式Xアカウント:@KOIAI_official

![どの文字を書いたか分かるかな? 連載コラム[はづきんのはひふへほ Vol.19]](https://youngguitar.jp/wp/wp-content/uploads/2025/10/Hazuki-ec19-1024x576.jpg)

