メイプル・トップが美麗なHSHタイプ

サウンドハウスのブランドであるプレイテックから、モダン志向の“ST400”を紹介しよう。同ブランドのエレクトリック・ギター・ラインナップは、どちらかと言えばトラディショナル志向のものが多かっただけに、注目したい1本だ。
まず目を引くのはボディ・トップにあしらわれたフレイム・メイプルだ。縞模様もよく出ており、一気に高級感が増す印象。カラー・ラインナップは左写真のアンバーの他、ブラックとブルーがあり、いずれもシースルー塗装を採用することで杢目を活かしたルックスとなっている。ピックガードの有無も、受け取る印象的にモダンとトラディショナルを分ける大きな要素と言えるかもしれない。丁寧に巻かれたボディ・バインディングも良いアクセントだ。
ネックはメイプルで、グリップはやや薄めのラウンド・シェイプ。ジョイントは4点留めのボルト・オンながら、ヒールの1弦側の角が大きくラウンド状にカットされた形状となっており、ハイ・ポジションも押さえやすくなっている。このあたりは同ブランドの“ST250”などと比べて、明らかにモダンなプレイアビリティを考慮した設計と言えるだろう。
HSHレイアウトのピックアップを始め、パーツ類はプレイテック・オリジナルのものを採用。ネック側とブリッジ側に搭載されたハムバッカーはパワーも十分で、ハードなロック・リフも伸びやかなリードもこなしてくれる手応え。ミニ・スイッチによりコイル・タップも可能なので、シャープなカッティングなどにも対応してくれる。トレモロ・ブリッジは2点支持タイプで、やや硬めながら動きはスムーズ。イモネジでアーム位置を固定できるので、繊細なヴィブラート操作やクリケット奏法などもやりやすそうだ。これがこの価格帯とは恐れ入るばかりだ。



試奏動画 Playtech | ST400
製品概要 Playtech | ST400
●ボディ:フレイム・メイプル(トップ)、オクメ(バック)
●ネック:メイプル
●フィンガーボード:ローズウッド
●ジョイント:ボルト・オン
●フレット数:24
●スケール:648mm
●ブリッジ:オリジナル・シンクロナイズド・タイプ
●ピックアップ:オリジナル・ハムバッカー(ネック&ブリッジ)、オリジナル・シングルコイル(ミドル)
●コントロール:マスター・ヴォリューム、マスター・トーン、コイル・タップ・スイッチ、5ウェイ・ピックアップ・セレクター
●価格:¥24,800(税込)



