アーティスト名 | DOKKEN ドッケン |
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アルバム名 | BROKEN BONES ブロークン・ボーンズ |
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’10年の『GREATEST HITS』でのセルフ・カヴァーはジョン・レヴィンにとって良かったのか、その逆か。あまりにもジョージ・リンチのソロ&バッキング丸コピが高精度過ぎたため、あの限りに於いては“ジョージ彷彿”という言葉が付いて回った。エモーション、間の取り方、音選び、ヴィブラート、確かに似ているが、それが何だ。100%誰からも影響を受けていないプレイヤーなどこの世にいない。そういう開き直りの元、本作品を聴くと、ジョンのギターは痛快である。技巧は洗練されているし、ハーモニーの美しさという巨匠にない味もあるし…、新発見としてこの作品は聴くべき。自戒を込めて、そう思う。
(福田真己)