アーティスト名 | STEVE LUKATHER スティーヴ・ルカサー |
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アルバム名 | TRANSITION トランジション |
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’08年の前々作〜’10年の前作に続く“三部作”の締めと位置付けるソロ作品。デフ・レパードのフィル・コリン(コーラス参加)、レッチリのチャド・スミス(dr)、タル・ウィルケンフェルド(b)、グレッグ・ビソネット(dr)、“Muted guitar”なる不思議なギターを披露する息子のトレヴァーなど、豪華ゲストも話題だが、巧みな曲を輩出した’70sプログレへの敬意という「Transition」を筆頭に、曲の完成度にこそ要注目。それに呼応するように、ギター・プレイも精神的&肉体的リハビリを経て完全復活だ。心地よくコード進行を匂わせる「Judgement Day」のソロ辺りは、ルーク本来の才を感じさせている。
(福田真己)