アーティスト名 | GARY CLARK Jr. ゲイリー・クラーク・ジュニア |
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アルバム名 | BLAK AND BLU ブラック・アンド・ブルー |
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デレク・トラックス、ジョー・ボナマッサ、エリック・サーディナス等々、ギター・シーンは時に突然、個性的なブルース系の注目株を産み出すが、先月号に初インタビューを掲載したゲイリーもそんな1人だ。個人的に言わせていただくと、彼の魅力は何と言っても曲にあり。’60〜’70年代の空気感を持つそれは、「破れ気味!?」と思わせるファジーなギター・サウンドと相俟って、ジミ・ヘンドリックスの影を感じさせたりして…。本作は昨年10月に本国で発表され、ビルボード・チャート6位を記録。今年3月には来日ライヴも予定されている。感覚系プレイも然ることながら、独特の色を放つ音楽性は見逃せない。
(福田真己)