何の説明も必要としないヒーロー、ウルトラマン。そのウルトラマンをテーマとする音楽イベントとして、2012年4月に原宿クエストホール、同年11月には目黒・THE LIVE STATIONで開催されたのが「ULTRAMAN ROCK DAY」だ。3回目となる今回の公演には、現在テレビ東京系他で放送中の「ウルトラマン列伝」の主題歌を歌うTHE ALFEEの高見沢俊彦、「ウルトラマンダイナ」の主役アスカ・シンを演じ、近年では音楽活動も行っている俳優のつるの剛士、そして「ウルトラマン列伝」でナビゲーターを務めるウルトラマンゼロの声を演じている宮野真守らが集結。それぞれがウルトラマンシリーズの主題歌や挿入歌を披露し、さらにはウルトラマンゼロ、ウルトラセブンをはじめとするヒーロー達も登場し、音楽とビジュアルが一体となったステージでオーディエンスを熱狂させた。YG的視点による今回一番の見所は、何と言っても高見沢俊彦が率いるバンドによるセクションだったろう。高見沢のソロ・ライヴと同じく、ルーク篁(CANTA)とANCHANG(BIG BITES)を両サイドに据えた盤石の布陣によるプレイは圧巻の一言。三者三様のプレイで会場を大いに盛り上げてくれたのは、さすがとしか言いようがなかった。
また、この日高見沢が使用したウルトラセブンをモチーフとしたESPのギター「Flying-Seven」についても触れておきたい。ヘッドに装着されたアイスラッガーは着脱可能で、同じくヘッドのビームランプはウルトラセブンと同じくグリーンに点灯するという、ウルトラマン・ファンなら涙ものの仕様となっている。さらに、現在予約受付中という受注生産モデルには、ウルトラセブンのロゴと影絵が配置された専用ハードケースも付属するとのこと。
さて、このULTRAMAN ROCK DAYは7月10日に次回開催予定とのこと。詳細は決定次第オフィシャル・ホームページで発表されるということなので、チェックして欲しい。
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