アーティスト名 | AMORPHIS アモルフィス |
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アルバム名 | CIRCLE サークル |
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フィンランドのアートなデス・メタラーの第11作。制作環境を一新し、ヒポクリシーのピーター・テクトグレンにプロデュースを依頼して、『カレワラ』ではなくオリジナル・ストーリーを下敷きにすることで、これまでの路線を確かに引き継ぎつつも、サウンドの全体像がよりカラフルに奥行きと広がりを増したとの印象だ。ギター&シンセの組み立てや重ね方に変化が生まれたことで、リフやフレーズが更に引き立っているのも見逃せず、前作の分かりやすさが薄っぺらくならずもっと活きているのも凄けりゃ、民族テイストが過去最大となり、大胆に導入されたケルトの旋律もこれまた堪らない。参りました…の大名盤だ!
(奥村裕司)