アーティスト名 | VICIOUS RUMORS ヴィシャス・ルーマーズ |
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アルバム名 | ELECTRIC PUNISHMENT エレクトリック・パニッシュメント |
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G・ソープ(g)率いる信念の米産パワー・メタラーによる2年ぶりの11作目。サイド・ギターにT・ラスムッセンが出戻るというまたしてものメンバー交替を経ての制作となったが、M・マクギーやB・ギルスらのゲスト出演を含む速弾きギター・パートの充実ぶりは’11年の前作同様。楽曲はさらにスラッシュ・メタルへ接近しており、独特な暗さのある正統派サウンドが発する攻撃性と破壊力は全作品中で一二を争うだろう。しかし’80年代L.A.メタルのドン臭いバラード的な不似合いの曲が出てきたり、KISSの「Strangeways」のカヴァーを蛇足と感じたりと、前作のスッ飛ばし具合に比べると息切れ気味な箇所も…。
(斎藤新吉)