FEAST／ANNIHILATOR

デイヴ・パッデン（vo, g）加入以降のアナイアレイターは、彼の柔軟な歌唱スタイルを活かした多彩な曲調が魅力で、通算14作目となる本作も例外ではなく、高速リフのスラッシュ・チューンからメロディアスなスロー・ナンバーまで幅広く収録。レコーディングはジェフが自身のスタジオでデイヴと２人だけで行なったようだが（ドラムはプログラミング）、だからこそ余計にアレンジや演奏面における妥協が一切排除され、非常にタイトな内容に仕上がっている。ジェフが弾くギターとベースの正確さには舌を巻くばかりだ。尚、初回限定盤には過去の楽曲の再録ヴァージョンを収めたファン必聴のボーナスCDが付属。
（Masa Eto）