アーティスト名 | THE TREATMENT ザ・トリートメント |
---|---|
アルバム名 | RUNNING WITH THE DOGS ランニング・ウィズ・ザ・ドッグス |
Amazonでチェック |
英国ケンブリッジを拠点とする5人組の2作目。エアボーンとバックチェリーの中間とも言える’80年代ポップ・メタルやAC/DC直系のリフ・ロックが音の基盤。リフや楽曲はシンプルだが、要所にシン・リジィ風のハーモニー・ギターやフラッシーなソロを挟んでメリハリを付け、クイーンやデフ・レパードばりに完成されたコーラスを聴かせる芸達者ぶりは、さすがデビュー作を引っ提げて“OZZFEST JAPAN 2013”に登場しただけはある逸材だろう。時折’70年代のフリーや’90年代のリーフに通じるような、英国のバンドらしいブルージーでコシの強いアンサンブルが顔を覗かせたりする辺りも、実に頼もしい。
(菅原健太)