アーティスト名 | JACK WHITE ジャック・ホワイト |
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アルバム名 | LAZARETTO ラザレット |
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『BLUNDERBUSS』(’12年)以来2年ぶりとなる2ndソロ。 ジャック・ホワイトは単なるミュージシャンではなく、アーティストと呼べる数少ない人物である。カントリー臭があるものの、ルーツ音楽を丸飲みしてモダンな感性で吐き出すという、総じて得体の知れないエネルギーに満ちている。元々1人で十分やっていける才能を持っていたが、ホワイト・ストライプスの解散(’11年)以降はますます“オレの汁”濃度が上がり、今作でもジャック印のスープがぐつぐつと煮えたぎる。トレードマークとも言えるアーム多用のフレーズは随所に織り込まれ、やはりトム・モレロと並ぶ鬼才だなと個人的には思う次第。
(小口正貴)