アーティスト名 | OVERKILL オーバーキル |
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アルバム名 | WHITE DEVIL ARMONY ホワイト・デヴィル・アーモリー |
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最近のオーバーキル作品は鈍重なヘヴィさを変に意識することがなくなって痛快の極み。前作『THE ELECTRIC AGE』(’12年)は過去最速クラスで突っ走る作品だったが、この最新17作目はそれを受け継ぎながら、より初期のパワー・メタル色が強められている。グレン・ティプトン風ギター・ソロやブラック・サバス風のドゥーミーなパートは何となく懐かしさを感じさせ、作風は3rd『UNDER THE INFLUENCE』(’88年)にも近いが、ヴェテランらしい貫禄はありつつも、破壊力はむしろ’80年代以上にパワー・アップ。デビューEPの発表から今年で30年だが、この歳を感じさせないバカ・テンションは何なんだ!?
(斎藤新吉)