APH-2 Alnico II Pro Slash
スラッシュがガンズ・アンド・ローゼズ時代からメインとして愛用しているレスポールのレプリカ・ギターに、“APH-1 Alnico II Pro”が搭載されていることは有名。後年になってギブソンがそのギターを“Slash Appetite Les Paul”としてリイシューする際、サウンドを本物に限りなく近付けるため、モディファイされた“APH-1”が搭載されることになった。それがこのピックアップであり、“APH-1”に比べてコイルのターン数が増やされているため、出力がかなり高くなっている。
サウンド・サンプル 試聴
サンプル音源 1:クリーン
(リア)0:00〜0:19
(ミックス)0:20〜0:39
(フロント)0:40〜1:00
アンプのセッティング
サンプル音源 2:歪み
(リア)0:00〜0:21
(ミックス)0:22〜0:39
(フロント)0:40〜1:00
アンプのセッティング
APH-2 Alnico II Pro Slash
●ポジション:ネック(APH-2n)、ブリッジ(APH-2b)
●マグネット:アルニコIIバー ●直流抵抗:7.92kΩ(ネック)、8.53kΩ(ブリッジ)
●レゾナント・ピーク:6.40kHz(ネック)、6.00kHz(ブリッジ)●トーン:——(データ無し)
●ケーブル:シングル・コンダクター・ケーブル ●出力:普通 ●価格:¥24,000(税別)
試奏者及びレコーディング環境について
幅広いプレイ・スタイルを持つ実力派天然系ギタリスト。音楽学校MI JAPANにて教鞭を振るう他、BABYMETALなどのサポートでも活躍中。著書『アドリブ・ギター虎の巻』シリーズは累計10万部超!
ギターはナビゲーターの“LP”シェイプおよび“ST”シェイプを使用。
ピックアップの交換作業は、ESPギタークラフト・アカデミーの林 宏樹先生が担当。ギターの調整は各ピックアップのキャラクターに合わせて、臨機応変に変えてもらった。
アンプはマーシャルJVM210H を使用。レコーディング時はスピーカー・キャビネットを使用せず、リア・パネルに搭載されているEMULATED LINE OUTの信号から、直接レコーダーに接続した。
INFO
セイモア・ダンカン公式サイト