ベストな刻みのピッキング・フォームとは?(動画あり)
よくメロスピなどで隙間なく16分音符でツクツクツクツク……とやるフレーズがあるが、弦移動の時に音が抜けたり音量が小さくなったり安定しない。機械のようにタイトに刻むには、どういったフォームでピッキングするのがよいのか。
イングヴェイ的なフォーム(薬指をピックガードにつけて手首の回転でピッキングする方法)でやるのか、それとも手首を固めて弾くのか(いわゆる腕弾き、ガチャピッキング)など知りたい(前者のほうが見た目はスマートだが後者のほうが安定する気がする)。
(少林寺サイモン/20代/男性)
あなたにとって疲れないフォームを探してみて下さい
結論から言うと…正しいフォームというものはありません。人それぞれ、一番やりやすい方法でやれば大丈夫です。ただ、オススメしたいのは手首の回転を使ったフォームですね。イングヴェイ的フォームも決して間違いではありませんが、経験上、手首の回転をうまく活かしたピッキングが最も持久力があり、絶対にオススメします。そういう意味では手首を固めたフォームは悪い例といえるかもしれません。2つの違いを、下記の動画で見比べてみて下さい。
1曲5分はもちろん、コンサート全体で15曲も演奏するような場合、「疲れないフォーム」は本当に重要です。あなたにとって「疲れないフォーム」は何でしょうね? 探してみて下さい。それがあなたのモア・ベターなフォームということだと思いますよ。
頑張って下さい。