| アーティスト名 | IMPERIAL AGE インペリアル・エイジ |
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| アルバム名 | THE LEGACY OF ATLANTIS ザ・レガシー・オブ・アトランティス |
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筋金入りのオーケストレーション至上主義者、AOR（key, vo）率いるロシア産メタル・オペラ集団の３作目。ファビオ・リオーネ（vo／ラプソディー、ANGRA等）をゲストに迎えた前作に続き今回はトーマス・ヴィクストロム（vo）やクリスチャン・ヴィダル（g）らセリオン勢が全面参加して欧州メタル・オペラ界主流派の貫禄を発散しているが、徹底して哀愁と分厚い合唱にこだわったまさしくロシア民謡そのもののメロディー・センスには独自性が浮かび上がっている。歌唱もギターもこのゆったりした独特の民謡旋律の歌い上げに熱心で、個人技の冴えやドラマティックさよりも集団技による圧倒感が印象的。
【文】平野和祥
