アーティスト名 | IN FLAMES イン・フレイムス |
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アルバム名 | SOUNDS OF A PLAYGROUND FADING サウンズ・オブ・ア・プレイグラウンド・フェイディング |
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かつて楽曲制作の核を担っていたイェスパー・ストロムブラード(g)が脱退、それが凶と出るか吉と出るか。恐らく北欧界隈で最も注目を浴びている新作の1枚だろうが、結論を言えば…ここ数作の彼らの変化の幅を考えれば、強烈に変わった印象はない。前作の時点で既にメロデスから大幅に脱却しているわけで、今作もその延長と言えそうだ。ただ歌メロを聴かせるミドル・テンポの楽曲が増え、その分ギターのメロディーがアイアン・メイデン的方向へ寄ったことで、普遍性はグッと増加。デス要素が完全になくなったのをどう受け止めるかで、評価は変わると思うが、正統派メタルとして十分以上に高品質だ。
(坂東健太)