アーティスト名 | TRAVIS BARKER トラヴィス・バーカー |
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アルバム名 | GIVE THE DRUMMER SOME ギヴ・ザ・ドラマー・サム |
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名うてのパンク・ドラマー:トラヴィス・バーカー(blink-182)による初ソロ。曲ごとにゲストを迎えたコラボ形式で、合計33組が参加した。ほとんどがヒップホップ勢との異種格闘になっており、ゲストの流暢なフロウと、硬質で手数の多いトラヴィスのドラミングとの相性が面白く、見事なミクスチャーとなっている。そんな中、本誌読者が気になるのは、トム・モレロ(g)、コリィ・テイラー(vo)、スラッシュ(g)の参加した曲だろう(それぞれ別曲)。ソロを弾きまくるトム、咆吼と歌を交互に繰り出すコリィ、サンタナばりの哀愁ギターを聴かせるスラッシュと、それぞれの“らしさ”が滲み出ている。
(小口正貴)