アーティスト名 | DUFF McKAGAN'S LOADED ダフ・マッケイガンズ・ローデッド |
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アルバム名 | THE TAKING ザ・テイキング |
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アイザック・カーペンター(dr)を新たにラインナップに加えての新作は、これまでの軽快なパンク・ロック・アルバムとは一線を画し、ズシリと低重心なヘヴィ&グルーヴ指向が支配的。サウンドガーデンやパンテラ、デフトーンズを手掛けたテリー・デイトのプロデューサー起用もなるほどと納得できる作風だが、ダフ(vo, g)自身のジェーンズ・アディクションやマニック・ストリート・プリーチャーズらとの絡みが大きく影響した結果とも言えるだろう。アティテュードはそのままに、音楽性の幅をごく自然に、しかし大胆に押し広げた姿を見せてくれている。日本盤ボーナスのアコースティック・アレンジも興味深い。
(小澤明久)