メンバー・チェンジを経て新体制となったガルネリウスが、スペシャル・アルバム『UNION GIVES STRENGTH』を6月16日にリリースする。激しさと煌びやかさを併せ持つ従来の彼ららしい曲はもちろん、ダークさを打ち出した新要素や、さらに初期の名ナンバー2曲の再録なども収録。充実したこの新作について、ヤング・ギター2021年7月号では司令塔SYUにみっちりと詳しく話を聞いたので、ぜひご一読いただきたい。
さて、今回当ページでお送りするのは、総勢16台+αに及ぶエフェクト・ペダルの試奏映像だ。SYUが新作のレコーディングで使用したものはもちろん、彼が最近個人的にハマっているという自作ペダルも大量に登場。ほとんどが歪み系というマニアックな偏りっぷりだが、その微妙なサウンドの違いに対するSYUの大きなコダワリを、約27分にも及ぶ弾きまくりで存分に楽しんでほしい!
(写真はマウスのカーソルやスワイプで拡大可能)
ちなみに映像内で特に言及はしていないが、通して使用しているギター&アンプはこちら。
ESP : SNAPPER-7 SYU Custom “SYUNAPPER-7”
SYUのESP製シグネチュア・ギターの中でも、7弦のオフィシャルなモデルはこの“SYUNAPPER-7”が初。木材は6弦モデルの“SYUNAPPER-I”や“~II”と同様、指板&ネックがハード・メイプル、ボディーがアルダー。ピックアップはセイモア・ダンカン“Nazgul-7”(ネック)と“Sentient-7”(ブリッジ)を搭載しており、トーン・ノブは両ポジションのコイル・スプリット・スイッチ兼用になっている。
SINERGY : “SYN2” & “SYN5050”、Marshall : JMP-1
メインとして活躍するアンプは中段の“SYN2”(プリアンプ)と下段“SYN5050”(パワーアンプ)の組み合わせで、上段のマーシャル“JMP-1”(プリアンプ)も曲によって使用している。“SYN2”に組み込まれているプリアンプ・モジュールのうち、“TDLX”は’60年代のフェンダー系サウンドをシミュレートしたもので、“SLO”はソルダーノの代表的機種“SLO100”をマイク・ソルダーノ氏自身が再現したものだ。
Two Notes : Torpedo Studio
“キャビネット・シミュレーター搭載ロードボックス”というジャンルが流行する先駆けとなったトゥー・ノーツの、フラッグシップとして誕生したモデル(現在は生産終了)。50種類のスピーカー・キャビネットと8種類のマイク、8種類のパワーアンプをシミュレートしており、2台のキャビネットと2本のマイクを自由に組み合わせたりといった緻密なセッティングも可能。
INFO
『UNION GIVES STRENGTH』/GALNERYUS
2021年6月16日発表 ワーナーミュージック・ジャパン
ガルネリウス 公式ウェブ
GALNERYUS | Warner Music Japan
Galneryus Official Web
ガルネリウス Twitter
@GALNERYUSOFFIC2