VERKLIGHTEN/ソイルワーク:良ギター・コンビの激烈感とメロディック感が活きた11作目

VERKLIGHTEN/ソイルワーク:良ギター・コンビの激烈感とメロディック感が活きた11作目
アーティスト名SOILWORK
ソイルワーク
アルバム名 VERKLIGHTEN
現実/ヴァルケヒエッテン

CD | ワードレコーズ | 2019年1月11日発売

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要のビョーン“スピード”ストリッド(vo)がナイト・フライト・オーケストラの活動にかまけている間にドラマーをメガデスに引き抜かれるなど近年バンドの緩みが懸念されていたが、3年半ぶり11作目が無事到着。激烈感とメロディック感をバランス良く両立した’10年代型ソイルワーク節は今回も盤石だ。これはひとえに爆裂突撃リフ・カッティングを得意とするシルヴァン・コードレーとキャッチーで甘い叙情プレイを得意とするデイヴィッド・アンダーソンのギタリスト・コンビが定着しているがゆえ。アンダーソンの叙情性がかなり強化されているが、逆にコードレーのリフも激烈感を増している。いいコンビ。

【文】平野和祥