ザック・ワイルド、パンテラ再結成ツアー参加は「光栄の極み」

ザック・ワイルド、パンテラ再結成ツアー参加は「光栄の極み」

先週正式発表された、パンテラ再結成ツアーのフル・ラインナップに関して、正式メンバーのフィル・アンセルモ(vo)、レックス・ブラウン(b)に続き、バンドの創設者であり惜しくも急逝した故アボット兄弟のパートを誰が務めるかが話題になっていたが、ギタリスト:ダイムバッグ・ダレルのパートをザック・ワイルド(オジー・オズボーン、ブラック・レーベル・ソサイアティ etc.)が、ドラマー:ヴィニー・ポールのパートをチャーリー・ベナンテ(アンスラックス)が務めることが確定。オハイオ州にて7月18日、Danny Wimmer Presents主催の“Inkcarceration Music & Tattoo Festival”で行なわれたインタビュー動画において、ザック・ワイルドはダレルの役を務められることについて「光栄の極みだ」と語った。以下、カギカッコ内の発言は動画内のザックによるもの。

「ヴィニーがまだ生きていた頃、再結成の話が出るたびに“もし君に頼まれるなら、喜んで出演するよ。そうしない理由がないだろう”と伝えていた。エリック・クラプトンが、ノエル・レディングとミッチ・ミッチェルにジミ・ヘンドリックスの代わりになってくれと言ったら応じたのと同じこと」「もちろん、パンテラはフィル、レックス、ダイアモンド(ダレル)、ヴィニーの4人でパンテラだ。でも、レッド・ツェッペリンがジェイソン・ボーナム(故ジョン・ボーナムの息子)をドラマーに据えてライヴをやった時だって、素晴らしかったじゃないか」「いつもやっていた“DIMEBASH”(ダレルの追悼イベント)の延長にあるようなもの。今回はパンテラの功績を讃え、祝うんだ」

現在パンテラの曲を覚えている所かという質問には、「(ランディ)ローズやジェイク(E・リー)の曲を覚えるのと同じだよ。“EXPERIENCE HENDRIX”の時も、ジェネレーション・アックスで(スティーヴ・ヴァイの編曲による)“Bohemian Rhapsody”をプレイする時も同じだった」

インタビューの全貌は下記の動画で観られる(英語)。

なお、本記事の写真は2006年のブラック・レーベル・ソサイアティ来日時に撮影されたもので、ザックが手にしているギターはダイムバッグが親友であった彼のために特注したディーン“Razorback”だ。

海外メディア情報:
It’s Official: ZAKK WYLDE And CHARLIE BENANTE To Tour With PANTERA’s Surviving Members