FORTRESS/ALTER BRIDGE

FORTRESS/ALTER BRIDGE

現代アメリカン・メタルの代表格による4作目。’80年代メタルのドライヴ感、’90年代オルタナの浮遊感、そして’00年代以降のデス/ブラック・メタルの暴虐性やプログ・メタルの知性をも血肉とした、メタルの伝統性と革新性をバランス良く備えたサウンドを聴かせるが、そのすべての中心にあるのはメロウな歌——歌を乗せにくい“非伴奏”のリフやリズムもそこかしこにあるが、スクリームに逃げることなくメロウに歌い切るマイルズ・ケネディには惚れ惚れする。マーク・トレモンティの叙情的なギター・ソロも聴き所で、アコとエレキを巧みにスイッチし、緩急の妙を聴かせるアレンジ力もお見事!
(菅原健太)