BINARY MUSIC/パレス:充実の楽曲、’80sを想起させる叙情味とポップさのバランス

BINARY MUSIC/パレス:充実の楽曲、’80sを想起させる叙情味とポップさのバランス
アーティスト名PALACE
パレス
アルバム名 BINARY MUSIC
バイナリ・ミュージック

CD | キングレコード | 2018年11月28日発売

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前作『MASTER OF THE UNIVERSE』(’16年)で鮮烈なデビューを果たした、スウェーデン出身のマイケル・パレスによる2作目。今回はバンド編成ではなく、マルチ・ミュージシャンである彼がドラム以外のパートをほぼすべて担当し、ソロ・プロジェクトであることが明確に打ち出された。新たに参加したダニエル・フローレス(dr/元マインズ・アイ)とのコラボレーションもポイントの1つだろうが、本作でも楽曲の充実度に頷かされる。’80sを想起させる叙情味とポップさがバランスされた、幅広いスタイルが聴き手を飽きさせない。歌とメロディーの良さを最大限に活かすギターの落ち着きもいい。

【文】土屋京輔