| アーティスト名 | DIESEAR ディエスシアー |
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| アルバム名 | ASHES OF THE DAWN アッシズ・オヴ・ザ・ドーン |
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台湾・台北出身、ツイン・ギターを擁するメロディック・デス・メタル・バンドの2ndアルバム。かつての北欧メロディック・デス・メタルを基盤とした、慟哭と美醜対比を前面に押し出すオーソドックスなスタイルであり、ツイン・リードの運用もかつてのイン・フレイムスを明確な手本としている。決して目新しいサウンドではないが、その分、安定感があり、大仰なまでにドラマティックな抒情演出は日本人──むしろ今やアジア人好みのするスタイル。要するにX JAPAN辺りが火をつけたアジアン・センスでもって北欧メロデスを消化した…という印象で、その意味では非常にうまくやっている。
（小澤明久）
