HEAVY LIVING/DIRTY THRILLS

HEAVY LIVING/DIRTY THRILLS

’12年に結成された、英ロンドンを拠点とする4人組ハード・ロック・バンドのワールドワイド・デビュー作(通算2作目)。ファズで厚塗りされたギター・サウンドが今っぽさを醸し出しているストーナー派のヴィンテージ・ロックは、ヴォーカルの熱唱も光っているが、ダイナミズム重視のリフ運びと曲構成が実に巧みで、’70年代のマウンテンやGFR、サー・ロード・バルチモア、現代であればクラッチやライヴァル・サンズ辺りを思い浮かべたりもした。基本は無骨でブルージーなリフ・バンドではあるが、いかにも’70年代初期っぽい素描のバラードもしみじみ良い感じで、その繊細さも大きな魅力となっている。
(菅原健太)