KEYED UP/DON AIREY

KEYED UP/DON AIREY

ディープ・パープルでもお馴染みの鍵盤奏者によるソロ4作目。ジャズ・スタンダードを’70年代オルガン・ロック風にアレンジしたものやレインボーの「Difficult To Cure」の再演を含む、ドンならではの押しの強い鍵盤を軸としたハードかつ荘厳なロック・アルバムだ。グラハム・ボネット(vo)他がゲスト参加する中、注目は晩年のゲイリー・ムーアがギターを弾いた2曲。「Lament」を採り上げたメドレーには、もう実現しようもないドンとゲイリーのコロシアムII再編を想起させられて涙が止まらず(あの「Black Rose」に登場したフレーズも…)。主役のドンを差し置いて何だが、もうこれだけで満点を差し上げたい。
(斎藤新吉)