REQUIEM FOR THE INDIFFERENT/EPICA

REQUIEM FOR THE INDIFFERENT/EPICA

オランダ産シンフォニック・メタラーによる、オリジナル・スタジオ作としては通算5枚目。今回も“宗教や文化の違いを乗り越え、我々人類は次の段階へ向う…”といった、マーク・ヤンセン(vo, g)らしいテーマを下敷きにしているようだが、妖艶歌姫シモーネ・シモンズのソプラノにマークのデス声を絡めた、壮大で荘厳、クラシカルかつゴシカルな方向性は、ほぼこれまでの延長線上と言えよう。いや──アコースティック・ギターの爪弾き入りのバラードなども含むものの、過度な装飾や変化球を排したことで、まるでマークがアフター・フォーエヴァーの原点へと回帰したかのような印象もある。そろそろ来日も…?
(奥村裕司)