アーティスト名 | WYNTON MARSALIS & ERIC CLAPTON ウイントン・マルサリス&エリック・クラプトン |
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アルバム名 | PLAY THE BLUES - LIVE FROM JAZZ AT LINCOLN CENTER プレイ・ザ・ブルース |
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前作『CLAPTON』(’10年)でのジャズ的なアプローチを更に具体的な形にしたライヴ・アルバム。共演しているのは20代の頃から“天才トランぺッター”として注目を集め、『CLAPTON』にも参加していたウィントン・マルサリスを中心としたジャズ・バンドで、クラプトンのキャリアの中でも異色の作品と言っていいだろう。基本的にクラプトン本人がジャズを楽しむというスタンスで、ヴォーカルもギターもリラックスした余裕のパフォーマンスを披露している。面白いのはジャズ・アレンジの「Layla」。『UNPLUGGED』(’92年)でのアレンジも相当に意表を突いたものだったが、これはそれ以上だ。秋の夜長に最適な1枚かも。
(森 岳史)