| アーティスト名 | FIVE FINGER DEATH PUNCH ファイヴ・フィンガー・デス・パンチ |
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| アルバム名 | THE WRONG SIDE OF HEAVEN AND THE RIGHTEOUS SIDE OF HELL VOLUME 2 ザ・ロング・サイド・オブ・ヘヴン＆ザ・ライチャス・サイド・オブ・ヘル VOL.2 |
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パンテラ以降のメタルの激烈さを完全に保持しつつ、同時にポップにも振り切れている5FDPサウンドの中毒性は、塩辛いジャンク・フードを頬張りながらコーラで喉を潤すアメリカ文化にも通じる…などと分かった気になっていた。今年７月発表の前作と対になるこの５作目もそんなサウンドが終始貫かれているかと思いきや、心なしか曲調そのものやリズム、そしてギター・ソロなどには’80〜’90年代初期のオールドスクールなメタルやハードコア由来の成分が多めで、侮り難いほどの滋味がある。同時期に録音された前作と今作を別個のリリースとしたのは、バンドに変化の兆しが訪れてきたから…？ 次作が気になる。
（菅原健太）
