LIGHTS OUT/GRAVEYARD

LIGHTS OUT/GRAVEYARD

ウィッチクラフトやスパイダーズらの同士とも呼べる古典派ハード・ロックを鳴らす、スウェーデンの4人組による3作目。’70年代のハード・ロック時代到来前夜といった趣のサウンドは、ZEP、クリーム、ドアーズ辺りを特に想起させ、現代のロック・バンドだとは思えないジャジーなバチ捌きや、歪み過ぎず軽過ぎずの絶妙なトーンのブルージーなギターにしても’60年代後期的だが、こうしたこだわりが音楽性に強い説得力と存在感を与えている。一般的な現代人にとっては玄人向けの音だとは思うが、スウェーデンのバンドらしい哀愁に満ちたメロディーの美しさは、日本人ならば琴線に触れるはずだ。
(菅原健太)