アーティスト名 | GREEN DAY グリーン・デイ |
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アルバム名 | DOS! ドス! |
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三部作の真ん中となる通算10作目。前評判通りガレージ・ロック色が強く、随所にオーセンティックなロックンロールの要素を取り入れている。いつも以上にコード数を限定し、あえて“縛り”のあるスタイルにこだわった。初期ビートルズ、イギー・ポップ、ラモーンズ、ザ・ジャム、ストレイ・キャッツなど、様々な比較対象が思い浮かぶものの、それら対象をしっかりと咀嚼した彼らだからこその説得力がある。いい意味で“グリーン・デイで学ぶロックンロール講座”といったところか。大ぶりでダーティ、もう少し歪ませたら立派なハード・ロックになるリフを披露するビリー・ジョーも新鮮だ。
(小口正貴)