IN CONTINUUM/デスティニティー:ダークでドラマティックな欧州型メロディック・デス・メタル

IN CONTINUUM/デスティニティー:ダークでドラマティックな欧州型メロディック・デス・メタル
アーティスト名DESTINITY
デスティニティー
アルバム名 IN CONTINUUM
イン・コンティニュアム

CD | Bickee Music | 2021年12月22日発売

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仏リヨン出身、’96年にブラック・メタル・バンドとしてスタートしたのち徐々にメロディー指向を強め、現在はシンフォ要素をフィーチュアしたメロディック・デス・メタルをプレイする5人組による、約9年ぶりの新作。’12年の前作『RESOLVE IN CRIMSON』の後になんと一時解散していたようだ(解散前のメンバーは全員復帰)。ゲスト参加しているアンディ・ギリオン(g)が在籍していたモルス・プリンシピアム・エストをよりシンフォニックにした感じの、ダークでドラマティックな欧州型のメロディック・デス・メタルであり、派手ではないが何度でも聴けるような適度な落ち着きと奥行きを感じさせる。

【文】小澤明久