| アーティスト名 | JUNIUS ジュニアス |
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| アルバム名 | REPORTS FROM THE THRESHOLD OF DEATH リポーツ・フロム・ザ・スレショルド・オブ・デス |
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’00年代のボストン・シーンに於いて、モダン・ヘヴィネスの旗頭として活躍したアイシス。その血を受け継ぐ当地出身の４人組が、このジュニアスだ。耳をつんざくようなヘヴィ・ロックではなく、じわじわと迫りくるギターの歪みが重なる。曲によっては浮遊感のあるシューゲイザー的要素も含んでおり、爆音で聴けば、きっと心地よい音の海に溺れることができるだろう。最もタイプが近いのはモグワイか。しかし、このバンドには聴く者をグイッっと惹きつけるしっかりとしたメロディーがある。本作は臨死体験がテーマ。荘厳な音作りが独自の世界観をもり立てる。目をつぶって没頭すると、トリップしたような気分に。（小口正貴）
