…AND THE WEIRD TURNED PRO/KLINGENBERG SYNDROME

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ソナタ・アークティカのヘンリク・クリンゲンベリ(key)の初ソロ作にして、完全インストゥルメンタル・アルバム。ギタリストはソナタ仲間のエリアス・ヴィルヤネン、その他のパートも彼が在籍していたバンドの面子が名を連ねており、気の置けない連中の手を借り、ヘンリクがやりたいことをぎっしり詰め込んだ作品と言えよう。やたらテクニカルな速弾きを連発するというより、現在のソナタ風のプログレッシヴな方向性を基盤とし、芳醇なメロディーと音色を組み合わせた、決して派手ではないが味わい深くも多彩な印象を残してくれる。エリアスもバッキングだけに終始せず、しっかりソロを披露しているのも嬉しい。(新垣信哉)