CHAPTER ONE/LEVEL 10

CHAPTER ONE/LEVEL 10

シンフォニー・エックスのラッセル・アレン(vo)とシナーのマット・シナー(b)が始動させたプロジェクトのデビュー・アルバム。実力の知られた両者のコラボレーションだけに、安定した仕上がりは期待通りと言っていいだろう。2人の個性をそのまま融合させた正統的なヘヴィ・メタルが存分に楽しめる。マスタープランのローランド・グラポウ(g)とサイレント・フォース他のアレックス・バイロット(g)による、ハードなリフ・ワークを軸に、メロディックなパッセージを刻み込んでいくプレイも重要なポイント。技巧的な面を特に押し出すことはないが、適材適所で説得力あるフレーズを聴かせている。
(土屋京輔)