LIONE / CONTI/LIONE / CONTI

LIONE / CONTI/LIONE / CONTI

イタリアを代表する“2つのラプソディー”のシンガーである、ファビオ・リオーネとアレッサンドロ・コンティの競演を前面に押し出したプロジェクト作品。作曲を含むプロデュースを務めたのは、DGMのシモーネ・ムラローニ(g, b)で、どんなものでも歌いこなせる2人の声に導かれたかのような、ヴァリエーションのあるメロディックなHR/HMチューンが揃う。両者のヴォーカル・スタイルはそれほどかけ離れてはいないため、歌唱そのものでドラマ性が生まれる場面は希薄ながら、類稀な実力の高さは改めてわかる。ギターは本作の“主役”を意識した脇役的存在に徹するが、それこそがシモーネの狙いだろう。
(土屋京輔)