アーティスト名 | THE END MACHINE ジ・エンド・マシーン |
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アルバム名 | PHASE 2 フェーズ2 |
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ドン・ドッケン(vo)以外のドッケンのメンバーによるバンドの2ndアルバム。ミック・ブラウン(dr)が引退したため、彼の実弟のスティーヴにスイッチしている。1st『THE END MACHINE』(’19年)で見せた’70〜’80年代ハード・ロック・スタイルを踏襲しつつ、より楽曲を練り込んだ感があり、ジョージ・リンチ(g)のさすがのプレイはもちろん、ロバート・メイソンの歌唱もより輝きを増した印象。前作よりは楽曲にジェフ・ピルソン(b)のカラーが出ているようで、メロディーにも味がある。往年のドッケンとは比べようもないが、時代を経ての無理なく伸び伸びとしたプレイには、当然好感しか持てない。
【文】小澤明久