POWER CRAZY/ザ・トリートメント:シンガー交替、リフ・オリエンテッドなハード・ロックを変わらずプレイ

POWER CRAZY/ザ・トリートメント:シンガー交替、リフ・オリエンテッドなハード・ロックを変わらずプレイ
アーティスト名THE TREATMENT
ザ・トリートメント
アルバム名 POWER CRAZY
パワー・クレイジー

CD | マーキー・インコーポレイティド/アヴァロン | 2019年3月1日発売

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英国出身の5人組ハード・ロッカーによる4th。シンガーがミッチェル・エムズからトム・ランプトンにチェンジしている。AC/DCを筆頭とする’70年代型にして時代を超越したリフ・オリエンテッドなハード・ロックを変わらずプレイしており、シンプルだがシュアで力強いリズムとハードなリフのコンビネーションは、万人向けでありながらこの手のロックが持つ熱気をしっかり備えており、今回も安心して耳を預けられる。新シンガー:トムの歌唱はラフ過ぎずクリーン過ぎず、パワフルだが暑苦しさがなく、ボン・スコットのような色気も漂わせており、豊潤なメロディーを紡ぐギターとの相性もばっちり。

【文】小澤明久