DANGER IN THE DARK/PRAYER

DANGER IN THE DARK/PRAYER

フィンランド産メロディック・ハード・ロック・バンドの7年ぶりとなる2作目のアルバム。煌びやかなシンセサイザーを効果的に取り入れた音楽は’80年代スタイルのAOR系メロディアス・ハードと呼べるもので、叙情性を漂わせたヴォーカル・メロディーや粘りのある歌声が何となくボン・ジョヴィを思わせる。北欧らしいポップ・センスも存分に感じさせる中、楽曲を更に盛り上げているのがギター・パート。随所にちりばめられた哀愁の美旋律ツイン・リードはまるでシン・リジィのようで、実際に全体にアイリッシュ・テイストを取り入れたリジィ系の曲もある。エモーショナルなギター・ソロも聴き応え十分だ。
(Jun Kawai)