アーティスト名 | RICHIE KOTZEN リッチー・コッツェン |
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アルバム名 | CANNIBALS カニバルズ |
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御存知の通り、歌も巧くルックスもイカしたリッチーは、ヴォーカリスト像を前面に出したアーティスティック路線か、ギターを前面に出したプレイヤー路線か、マァ簡単に分ければ、そういう二者択一に迫られていたところがある。しかし、ザ・ワイナリー・ドッグスというプレイヤー路線の場を得た今は、アーティスティック路線に心置きなく舵取りだ。十八番のソウル的なヴァイブに加え、そこには’80年代AOR風の雰囲気もあって、個人的には成熟したセンスが心地よい。ギター的には「Cannibals」でやってる指弾きの新機軸が何だか複雑でハテナ? そういうことも含めて、これまでのアーティスティック作品超えだ。
(福田真己)